NPD――
日本語では「自己愛性パーソナリティ障害」と訳されますが、
ここではあえて「NPD」という言葉を使いたいと思います。
それは、あくまで私個人の考えですが、
「障害」という言葉には、本人の意思とは関係なく抱えるものであって、
“仕方のないもの”として受け取られかねない印象があり、どうしても強い抵抗を感じるからです。
彼ら――NPDの加害者たちは、確実に「悪意」を持って行動しています。
人を陥れ、ターゲットを苦しめることで、自尊心を保ち、
自己陶酔にひたり、快感すら得ているのです。
誰もが持っているはずの“自己愛”――
本来それは、自分を大切にし、健やかに生きるために必要な感情です。
しかしNPDは、他人を陥れ、傷つけ、支配することでしか自己を保てない――そんな歪んだ自己愛の持ち主なのです。